社会人になってから毎年、それなりに貯金をしてきました。そんな僕のお金に対する習慣と考えをまとめました。
家計簿をつける
一番大事なのは今の状態をきちんと把握することです。そのために、家計簿をつけて今の状態を知るようにしましょう。
手書きやエクセル…なんでもいいです。自分が続けられる形で家計簿をつけるようにしましょう。
僕はパソコンからも、スマホからも利用できるZaimとマネーフォワードを利用して家計簿をつけています。
ほとんど自動で家計簿に反映されるので負担や漏れが少ないです。
予算を決める
月にいくらで過ごすかという予算を決めます。
1か月15万で過ごすのと、25万で過ごすのでは当然、月の過ごし方が変わります。
食費など変動させることができる項目についても、それぞれ予算を決めるといいですね。
Zaimでは、全体の予算を決めた後に、項目ごとに割合を決めることができます。ひと月の予算は20万円。そのうち食費は25%…などといった考えで設定することができます。
レシートをもらう
家計簿をつけるために、大切なものです。レシートをもらう→家計簿に反映→捨てるという流れにしましょう。
レシートをもらえなかった場合は、アプリからその場で入力するようにしましょう。
財布の中を毎日、見直す
レシートをあまりためると記録するのがめんどくさくなります。初めのうちは毎日、財布の中を見直すようにしましょう。
週に1回ぐらいで財布の中の金額と家計簿上の財布の金額が合っているか確認します。
確認して違うことが多い場合は、どこかで記入漏れがあるということです。多い場合は、毎日チェックしてもいいかもしれません。
記録を振り返る
記録を取るだけでなく、振り返ることが大切です。週に一回、今週は、使いすぎか余裕があるかどうかの確認しましょう。
Zaimなどアプリでは、1日いくら使えるかなどを教えてくれるので便利です。
月に1回は、先月のお金の使い方も確認しましょう。食費にどのぐらい使ったか、予算と実績の確認をすることで、お金の意識が高まります。無駄な出費も減っていきます。
固定出費を見直す
家計を見直す際は、まず、固定支出に注目するようにしましょう。特に大きいのは家賃や携帯電話、保険料、車などですね。
それぞれ、本当に必要なものなのかを考えます。我が家では、保険には入っていませんし、車は売りました。
保険
保険については「どういう時に、どういう補償が必要か? それがないとどうしようもないか?」ということを考えましょう。
保険会社の社員の給与が高いです。結構もらっています。
ということは、それだけ、保険会社が儲かるような仕組みになっているということです。
「とりあえず」ではなくて、きちんと考えて入ることが大切です。
我が家では保険に入らず、その分、貯蓄しようという考えています。数年分の生活費は貯蓄をしているので、なにかあった場合は、家族にはその蓄えを使ってもらいます。
いざとなったら、妻も働くことができますので、必要最低限にするようにしています。
車
車についても、地方に住んでいるのでないとあって当たり前と思っていました。ただ、僕の生活では売ってみて、困っていません。むしろ、わずらわしさや危険も減りました。
一生で考えると、車を持つことで総額で2000万もの費用がかかるという試算もあります。
あれば便利ですが、そのコストとメリットをきちんと比較するようにしましょう。
考える時は、頭の中で行うのではなく紙やEXCELや、Evernoteなどに書きながら比較するのをオススメします。
通信費
携帯に一人1万円もかかるのはバカらしいです。SIMフリーのスマホだと、月2000円以内で運用することもできます。
僕は、長年使ってきたauからDMM mobileに変更しました。
月々1260円です。
長期的に考える
それぞれ「あった方がいい」には違いないものですが、「本当にないといけないのか」とゼロベースで考えます。
その際に、1年間、10年間で金額を出してみましょう。月1000円の何かの会員でも年間だと1万2千円、10年で12万円です。
通信費だと、家族3人でネット+携帯に3万円をかける場合と、1万円を書ける場合だと年間で24万円、10年間で240万円もの差がでてきます。
このように長期で考えてみて、その価値に見合うかどうか考えることが大切です。
借金をしない
『借金をしない』と文字だけを見ると当たり前のように思いますが、多くの人は車や住宅ローンという形で借金をしています。
借金して金利で余計にお金を取られるのは、もったいないことです。
住宅ローンなど、例えば2000万円を35年 金利2%で借りた場合700万円ものお金を余計に払わないといけません。
3000万円借りたとすると1000万円以上になります。年収手取り500万でも2年間は金利のために働くことになります。
クレジットカードのリボ払いも結構な金利がかかります。注意が必要です。
僕は、一括で買えない場合は買いません。
クレジットカードをうまく使う
クレジットカードはお金を実際に引き落とされるまでにタイムラグがあるので注意が必要です。また、気づいたらこんなに使っていたという事にもなりかねません。
ただ、1%程度ポイントがつくカードもあるので、うまく使えばポイントで嗜好品を買ったり、旅行に行けたりします。
年間150万円楽天カード で払えば、1万5千円分好きなものを無料で買えるようなものですからね。
うまく使うコツとしては、家計簿と連携させて、記録を自動化して把握できるようにするということでしょうか。
マネーフォワードは他のアプリよりも連携できるクレジットカードは多いです。
貯蓄用の口座をつくる
給与が振り込まれたらすぐに、決まった額を別の口座に移しておきましょう。そして、その口座は貯める専用にします。
何があってもそこから引き落としてはいけないというルールを守ります。
使えなくしてしまうシステムをつくるのが一番です。あればついつい使ってしまいますからね。
ボーナスは8割貯蓄
ボーナスが出たら、最低、8割は貯蓄用の口座に回すようにしましょう。2割程度で欲しいものがあったら買うようにしましょう。
あまりかつかつに貯蓄してもストレスがたまりますし、一気に使いすぎるのもよくありません。
お祝い金などは毎月積み立て
結婚式のご祝儀やお年玉など、結構な額になると思います。そういうお金は毎月一定額積み立てるようにした方が家計は安定します。
年齢や交友関係によって変わりますが、20代後半だと毎月5千円〜1万円、年額6万〜12万円ぐらいでしょうか。
自動積立を利用する
会社や銀行の積立制度や、投資信託を利用することで、自動的に積立をすることができます。
会社で積立制度をやっている場合は、結構いい金利が多いので利用しましょう。
投資信託を使う場合は、手数料の少ないインデックスファンドがいいです。
飲み・外食は割高
自炊、宅飲みが一番、お金がかかりません。飲み会や、外食の回数はある程度、決めたほうがいいでしょう。
ある程度、付き合いもあるし、手抜きで外食もいいと思いますが、多いと思う場合は減らす意識を持ったほうがいいかもしれませんね。
それを知るためにも、家計簿は必須です。
賭け事も収支をつける
パチンコ、競馬が趣味の方もいるでしょう。趣味で、金額も自制できていて、人生の楽しみなら、それはそれでいいでしょう。
ただ、お金を貯めるというテーマで考えた場合、きちんと収支をつけて、プラスなのかマイナスなのか把握することが大切です。
把握しておけば、「今日は勝ったからパーっと使おう」という使い方も減るのではないでしょうか。
僕はFXをやっています。これも賭け事のようなものです。こちらは確定申告が必要なので、年間の収支と、今までの収支も把握しています。
その収支からどのぐらいリスクを追うかの判断基準になります。マイナスが多い場合は、当然ひきます。
断捨離
モノを捨てて、減らすことで、モノがあふれていた時よりも無駄遣いがへったような気がします。
自分にとって必要なものが明確になったからかもしれません。
人生がときめく片づけの魔法
近藤 麻理恵
手数料には気をつける
振込手数料や銀行の引き落とし手数料もちりも積もれば山となります。
SBI銀行は毎月決まった回数無料で行うことができます。
auユーザーならば、じぶん銀行は振込み手数料は何度使っても無料です。銀行の引き落とし手数料もかかりません。
投資信託など金融商品にもさまざまな手数料が取られています。どのぐらいの手数料が取られるものかを知るようにしましょう。
税金を知る
先日、妻が退職後、再就職しなかったので確定申告をして数万円の還付を受けました。こういう税金の知識を身につけることも大切です。
税金については、国にとっても国民にとっても大切なことなので、学校で教えてもいいほどです。
確定拠出年金を利用する
節税の一つとして確定拠出年金があります。掛け金の全てが控除されるなど最強の投資だと僕は思っています。
投資なので、必ず得をするわけではありませんが、「必ず」税金の控除部分はプラスにはなります。
金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術
竹川 美奈子
ふるさと納税をする
これは寄付ということでのお得な仕組みですね。最終的には2000円の自己負担で、数千円するおいしいお肉など食べられるわけですからね。
2015年度からは確定申告もしなくてすむことになり、より楽に利用できます。
稼ぐことに抵抗を持たない
お金を稼ぐというのは、それは誰かのためになっていることです。誰のためにならないことで、お金はもらえません。お金を稼ぐことが悪いことのように思っているならば、なかなかお金は貯まらないでしょう。
なんてことのない作業が この世界をまわりまわって 何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく 彩り Mr.Children
仕事をがんばる
仕事を頑張って仕事の成果を出して、収入を上げることです。働いた分だけ給料が上がるわけではないですが、成果を出していけば、評価は少しずつでも上がっていくでしょう。
その積み重ねです。日々、学習し、仕事のスキルを磨くことも大切です。
仕事以外で稼ぐ
ブログでアフィリエイトやアドセンスで月1万円稼ぐためにがんばるのもいいでしょう。
うちの妻は妊娠中にLINEスタンプを発売しました。ほんの少しですが、仕事以外で稼ぐことにつながっています。
仕事以外で稼ぐ力を身につけることは仕事にも通じます。確定申告をすることで、税金がどれだけ取られているかを実感もします。
ブログ飯 個性を収入に変える生き方
染谷 昌利
うまい話にはのらない
ただし、「簡単に稼げる」といったうまい話には乗らないようにしましょう。基本、あなたをだましています。そうそう簡単にお金は稼げませんし、簡単に稼げる話を見ず知らずのあなたに教える人はいません。
楽しんで稼げることはあっても、楽して稼げることはありません。
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お金を貯めて何をしたいのか?
お金は使うためにあります。貯めているだけでは何の価値もありません。モノやサービスに変わることで、はじめて意味のあるものになります。お金を貯めて、何をしたいか?
仕事をやめたい、旅行に行きたい、家がほしい、車がほしい、でっかいテレビがほしい…なんのためにお金を貯めるのか、明確にしましょう。
僕は、子供が巣立ってからも夫婦で笑顔で暮らす生活をすることが目的です。
だからこそ、今をないがしろにして、節約!節約!と躍起になる必要はないと考えています。
無駄は省いて、節税やクレジットのポイントを上手く使いながら今の生活水準を維持するようにしています。
あとがき
金は天下の回りものというように、貯めるばかりでは経済はまわりません。
無駄遣いを抑えて、自分の好きなもの、大切ことに使えるような良いお金の使い方をしていきたいですね
今日の5・7・5 始めます 貯まる生活 家計簿で