iMac21.5インチについてApple Storeでの価格や旧機種についてまとめてみます。
iMac21.5インチ現行機種
Apple Storeで販売されているのは2017年の機種です。2018年には新しい機種の発表はありません。
Apple Storeで購入するときはカスタマイズすることができます。カスタマイズの金額も一緒にまとめます。
– | MMQA2J/A | MNDY2J/A | MNE02J/A |
---|---|---|---|
発売日 | 2017年6月 | ||
CPU | 第7世代Core i5 | ||
クロック周波数 | 2.3GHz | 3.0GHz | 3.4GHz |
コア数 | 2コア | 4コア | 4コア |
メモリ | 8GB | ||
ストレージ | HDD 1TB | FD 1TB | |
グラフィックス | Graphics 640 | Radeon Pro 555 (2GB VRAM搭載) |
Radeon Pro 560 (4GB VRAM搭載 |
解像度 | 1,920 x 1,080 | 4,096 x 2,304(4K) | |
シングルコア | 4,460 | 4,429 | 4,743 |
マルチコア | 9,113 | 12,752 | 13,706 |
Apple Store(税抜) | ¥120,800 | ¥142,800 | ¥164,800 |
カスタマイズ(Apple Store) | |||
メモリ 16GB | ¥22,000 | ¥22,000 | ¥22,000 |
メモリ 32GB | – | – | ¥66,000 |
FD 1TB | ¥11,000 | – | – |
SSD 256GB | ¥22,000 | ¥22,000 | ¥22,000 |
SSD 512GB | – | ¥44,000 | ¥33,000 |
SSD 1TB | – | – | ¥77,000 |
3.6GHzにアップ | – | ¥33,000 | ¥22,000 |
市販品の方が安く購入できます。販売店によって1〜2割程度やすく購入できます。
とくにカスタマイズが必要ない場合は市販品を購入した方がいいと思います。
メモリ
メモリは初期は8GBです。iMac21.5インチのiMacは自分で後から増やすことはできません。必要ならApple Storeで購入しカスタマイズする必要があります。
僕は8GBのMacBook Proを使っていますが、ブログを書く、ネット、動画を見るぐらいなら問題なく使えています。16Bの方がさらに軽快になるとは思いますが、それほど差はないと思います。
むしろ大事なのはストレージですね。
ストレージ
ストレージはHDDとFusionDriveとSSDがあります。(FusionDriveをFDと記載)
HDDは安いですが、動きが遅いです。以前、HDDのiMacを購入しましたが、HDDだとせっかくのiMacの高性能なCPUを実感できませんでした。
参考 iMac(MK462J/A)をFusionDriveではなくHDDを選びAmazonで購入した理由
SSDは動きが早いですが値段が高いです。SSDへの変更のカスタマイズはApple Storeで購入するときにしか行えません。
FusionDriveというのはSSDとHDDが組み合わさったものです。よく使うものは自動的にSSDに割り当てられ起動が早くなります。
FusionDriveの中のSSDの容量は下記のようになります。1TBは2014年だけが128GBです。それ以外は30GBだけです。
FusionDrive | SSD | |
---|---|---|
2014年 | 1TB〜3TB | 128GB |
2015年 | 1TB | 24GB |
2TB〜 | 128GB | |
2017年 | 1TB | 32GB |
2TB〜 | 128GB |
2TB以上になるとSSDが128GBになりますが、iMac21.5インチはFD2TBにすることはできません。
解像度
ディスプレイは光沢ディスプレイです。非光沢ではないので画面は綺麗ですが、その分目への負担は大きいです。
解像度はフルHDと4Kがあります。21.5インチなら4Kでなくても問題ないと思います。僕は今、24インチ弱でフルHDのディスプレイを使っていますが、特に使いにくいということはありません。もちろん、4Kの方が画面が綺麗です。
拡張性
2017年のiMacはUSB3.0を4つ、Thunderbolt 3(USB Type-C)が2つ、SD、イヤホンジャックがついています。
前回までThunderbolt2だったのが、Thunderbolt 3(USB Type-C互換)に変わりました。MacBook ProではUSB3.0がなくなりましたが、iMacではUSB3.0は残っています。
大きさ・重さ
- 高さ:45.0 cm
- 幅:52.8 cm
- スタンドの奥行き:17.5 cm
- 重量:5.66 kg
iMac21.5インチのおすすめ購入方法
『カスタマイズしない』がおすすめ
iMacの21.5インチはどれを選択すればいいか難しいですね。値段の安さが売りなのに、Apple Storeでカスタマイズしたらかなり割高になってしまいます。
メモリ16GB・SSDへ変更などのカスタマイズで20万円近くになるならiMac27インチ の『MNED2J/A 』を23万円前後で購入できるところを探した方がいいと思います。FD2TB(SSDは128GB搭載)ですし、メモリはあとから最大64GBまで増やせます。
中途半端にお金を出してハイスペ化をはかるなら、iMac27インチの一番いいのを市販品で購入した方がコスパは高いと思います。
iMac21.5インチのおすすめ①
一つ目のおすすめは、シンプルに『MNE02J/A』の購入です。だいたい市販品は15万円で購入できます。FD1TBなのでHDDよりはスピードがでます。ただ、SSD部分が32GBしかないのでアプリの起動などでスピードが遅くなる部分が出てくるかもしれません。
iMac21.5インチのおすすめ②
HDDを購入するなら外付けSSDを行う前提で購入した方がいいです。SSD500GBを外付けで2万円弱です。HDDをSSDにするだけでスピードは劇的に変わります。外付けSSDにすることで『MNE02J/A』よりも動きは軽くなると思います。
『MMQA2J/A+SSD500GB』でトータル13万円程度 。
『MNDY2J/A+SSD500GB』でトータル15万円程度です。
ただ、外付けにOSを移動させるので、導入できるスキルが必要です。(ググって調べればなんとかなるレベルだとは思いますが)
参考 旧型iMacやMac miniを外付けSSDから起動して高速化する方法!環境持ち運びも可能に! – シンスペース
MacBookをディスプレイ出力
iMacは持ち運びを一切しないという場合はいいかもしれませんが、少しでも持ち運ぶ可能性がある場合はMacBook を購入し、ディスプレイに出力するという使い方がおすすめです。
USB Type-C対応のディスプレイだと、MacBookを充電しながら使用できます。さらにものによっては、USB3.0のハブがわりとなるものもあります。
Mac mini(2018)もいい
2018年にMac miniのバージョンがアップし、かなりスペックが上がりました。
10万円前後で4コア・13万円前後で6コアのMac miniを購入できます。
iMacはすでにディスプレイが決まっていますが、Mac miniは自分でディスプレイを選ぶこともできます。iMacは画面が綺麗ですが、グレアパネルなので目が疲れるんですよね。
僕は6コアのMac miniを買って使っていますが、非常に快適です。
2015年スペック表
型番 | MK142J/A | MK442J/A | MK452J/A |
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発売日 | 2015年10月 | ||
モニター | 21.5インチ | ||
CPU | 第5世代Corei5 | ||
クロック周波数 | 1.5GHz | 2.8GHz | 3.1GHz |
コア数 | 2コア | 4コア | |
メモリ | 8GB | ||
グラフィックス | Graphics 6000 | Graphics 6200 | Graphics 5000 |
ストレージ | HDD1TB | HDD500GB | HDD1TB |
解像度 | 1,920 x 1,080 | 4,096 x 2,304 | |
シングルスコア | 2,982 | 3,532 | 3,787 |
マルチスコア | 5,947 | 11,865 | 12,803 |
2015年のiMac21.5インチのスペック表です。中古なら10万円以下で購入できます。これと外付けSSDの組み合わせなら動きも軽快になると思います。
ただ、一番安い『MK142J/A』はCPU性能がかなり低いのでおすすめしません。