2019年に発売したMacBook Pro16インチからMagic Keyboardが導入されました。
MacBook Pro、MacBook Air、12インチのMacBookのキーボードの違いを比較してみます。
各機種のキーボード
シザーキーボード |
MacBook Air(〜2017)
MacBook Pro(〜2015) |
第1世代バタフライキーボード |
MacBook(2015)
MacBook(2016) |
第2世代バタフライキーボード |
MacBook(2017)
MacBook Pro(2016) MacBook Pro(2017) |
第3世代バタフライキーボード |
MacBook Pro(2018)
MacBook Air(2018) |
第3世代バタフライキーボード改良版 |
MacBook Pro 13・15インチ(2019)
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Magic Keyboard |
MacBook Pro16インチ(2019)
MacBook Air(2020) |
搭載されているMacBook別にキーボードを表にまとめてみます。
2015年以前は普通のキーボード
MacBook Pro(2015年以前)とMacBook Airはストロークの浅い一般的なキーボートです。
MacBook Proの打鍵感は軽いですね。僕は最近までずっとこれを使っていたのもあり、MacBook Pro(2015)のキーボードが一番使いやすいですね。
キーの幅は1.6mmストロークはだいたい2mmです。
Windowsのノートパソコンを使っている場合は特にMacBook ProやMacBook Airのキーボードの方が馴染みやすいと思います。MacBook ProやMacBook AirはさらにUSB3.0やSDスロットもありますからね。『【実機レビュー】MacBook Pro 13インチ(2015年)拡張端子が豊富で使いやすい』でMacBook Pro(2015)のレビューを書いています。
バタフライキーボード
2015年の12インチMacBookからバタフライ構造キーボードが導入されました。特徴はキーの薄さです。キーの厚みが1mm以下で薄いです。
第1世代バタフライキーはイマイチ
2015年、2016年のMacBookに使われているのが第1世代バタフライキーボードです。叩いた時に「ペタペタ」しています。浅いストロークそのままって感じですね。数日で打ち漏れは減ってきましたが、長時間使うと指が疲れます。『めちゃくちゃ軽いMacBook 12インチをレビュー』でMacBookの2015年モデルをレビューしています。
2017年から12インチMacBookにも第2世代バタフライキーボードが導入されました。購入するなら断然2017年をオススメします。
進化した第2世代バタフライキー
今回、MacBook Pro15インチ(2016)を購入して、第2世代バタフライキーを使ってみました。第1世代バタフライキーとはまったく違います。キーのストロークは1mm弱と薄いですが、きちんと打鍵感を感じます。
第1世代バタフライキーよりはだいぶ使いやすくなっています。第1世代のような「ペタペタ」という感じはまったくありません。ストロークのあるキーボードを叩いているような感じがあります。他のキーボードから切り替えた場合、1-2日使えば慣れると思います。
叩いたキーの音は他のキーボードよりも大きいです。
MacBook Proの2016年と2017年は同じ『第2世代バタフライキーボード』という扱いにはなりますが、2017年の方が少し進化しているそうです。打鍵音も小さくなり、不良品も2017年の方が少ないです。やはり一番最初に導入された機種は不良品がつきもののようですね。
キーの幅は1.7mm程度あります。
第3世代バタフライキーボード
MacBook Air(2018)を購入して第3世代バタフライキーボードを使用してみました。
第2世代バタフライキーボードよりも音が静かになったと言われますが、それでも打鍵音はそれなりにします。「パタパタ」と音がする感じで、決して静かではありません。
第2世代バタフライキーボードに比べるとさらに進化はしていますが、個人的には旧型MacBook ProやMacBook Airの普通のキーボードの方が使いやすいです。
Magic Keyboard
2019年に発売されたMacBook Pro16インチからMagic Keyboardと呼ばれるシザーキーボードに戻りました。
2015年のMacBook Proのシザーキーボードに比べるとストロークは短くなっているようです。
個人的にはバタフライキーボードが苦手でずっと2015年のMacBook Proを使っていたので嬉しい変更です。