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業務改善のスタートは行動の分解

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先日、スーパーでセミセルフレジの導入がされるというニュースを見ました。

セミセルフレジって何?

セミセルフレジとは店員がバーコードの読取りを行い、会計のみを専用の機械でお客さんがするというシステムです。

セルフレジだと自分ですべての商品をスキャンし、お金を払うというところまでやります。割引商品などがある場合はお客さんひとりではできないので、担当の人にやってもらう必要があります。バーコードがないものについては自分でレジから商品を探すのに時間がかかっていました。

セミセルフレジでは、手慣れた店員さんがバーコードの読取りまで行ってくれて会計をするだけの状態までにしてくれます。

行動を分解する

業務改善を行おうとした場合、その行動を分解していくことで、見えてくるものがあります。今回のレジで行う行動を分解してみます。

  1. 客が列に並ぶ
  2. 客が商品を置く
  3. 店員が客の商品をスキャンする
  4. 客が会計を支払う
  5. 店員がお釣りを渡す
  6. 客が袋詰め

スーパーのレジはこの6つに分解できそうです。セルフレジではすべてお客さんが一人で行います。セミセルフレジでは3のみ店員が行います。手慣れた店員が行うことで、スピーディに会計まで持っていくことができるというわけです。

会計専用のマシンならセルフレジほどのスペースも必要なさそうですね。

記録をとる

上記では僕が想像してタスクを分解してみましたが、実際にはレジでどんな作業を行っているのか、それにはどのぐらいの時間がかかっているのかなど記録する必要があるのでしょう。

列に並んでいる平均時間はどのぐらいなのか?その時間にお客は何をしているのか?

店員が商品をスキャンするのに要する時間はどのぐらいなのか?店員はレジ会計以外何をしているのか?(箸、スプーンを渡すなど)

会計の支払いに要する時間はどのぐらいなのか?時間や行っていることを記録することが、業務改善の道標となります。

おもいっきり変えてみる

レジの負担を減らす一番の方法はレジを使わなければいいわけですね。

では、どうやればレジを使わなくてすむのか…というアプローチでものを考えてみることで大きな業務改善ができます。

商品にICチップをつけておきゲートを通ったら自動で会計が行われるという方法はコストコのような会員制の店なら比較的行いやすいかもしれません。会員カードで自動で会計をするという仕組みをとるわけです。

レジを使わなくなればお客さんにとっても便利です。買う商品を手にとってそのまま袋に入れればいいのですから、袋詰を行う必要もなくなります。

ミクロの改善ではなく一つ目線を高くしてマクロで改善をかんがるという視点も時には大事になります。

ブログをタスク分解してみよう

僕が改善したいタスクは、ブログを書いて投稿することです。よりスムーズに行いたいなと思っています。例えば、ガジェットのレビューだとこんな感じです。

  • スペック比較表をつくる
  • Workflowyで本文を書く
  • アフィリエイトを調べて挿入する
  • ガジェットの撮影をする
  • 写真を加工する
  • 写真をflickrにアップデートする
  • WorkflowyからハサミスクリプトでMarsEditにうつす
  • 写真を挿入する
  • カテゴリー・タグ付けをする
  • 読み返して投稿する

こう書き出してみると工数が意外と多いですね。これを順番に行っているわけではなく思いついたものからやっている感じです。

それぞれどのぐらいの時間がかかっているか、あとは母艦のiMacでやった方が効率がいいものもあれば、chromebookで隙間時間にできることもあります。そこらへんの振り分けを考える必要もありますね。そもそもガジェットレビューを金銭、時間的コストをかけて行うべきかというところから考えたほうがいいですね。

あとがき

最近、後輩スタッフに管理職になるのための指導を行っています。その指導にこれも取り上げてみたいと思います。

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