基本的に、ブログはなにか困った人がGoogleに検索して、参考になるような内容にしようとおもっています。
ノウハウであったり、レビューであったり、比較表であったり。
だから、なんにも答えのない自分の考えを書くことはあまりありませんでしたが、、ちょっとそういう文章もたまには残しておこうと思います。
読んでいる人に何か具体的なものを与えられるわけではないけど、何か感じてもらえたりしたら嬉しいです。
今日のテーマはWorkFlowy×10年日記です。
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3年続いた日記
2013年の6月に3年日記というものを買って日記を書き始めた。数ヶ月して、一冊が3年で終わるのがもったいないと思い10年日記に買いかえた。
不思議なことにほぼ毎日、日記を書き続けることができた。
それから、WorkFlowyと出会い、WorkFlowyで10年日記のような形で日記を書き始めた。
WorkFlowyのサービスが続く限り、使い続けられる。(これが重要なわけだけど。)
WorkFlowyを10年日記風にすることで、6月9日という一つのURLで2013年、14年、15年、16年…26年、36年と書き続けられるわけだ。
これまでも、Evernoteなり、Macのアプリなり、手帳などで日記を書いては続かずの僕が、3年たっても、形は変えながら続けてきたのだ。
これは凄い。
なんで続いたかって言うと、将来の自分に書いている感じがあるから。
目的が変わったということ。書くことが目的になっても続かない。読んでもらうという目的だから続いた。
同じことをしようとしていても、目的とその目的にあったシステムになるだけで、こうも変わるのに驚く。
そして、今は日記をより充実させようとあれこれ考えている。
X軸とY軸
通常、カレンダーは2015年6月1日2、3と横に日が流れていく
それを、10年日記は縦にきりとった。同じ日を一括りにして。
これを縦に切り取った。同じ日を定点として見ることで、X軸だけでなくY軸もできたような感覚。
WorkFlowyを10年日記風にしてみて、これが見事にはまった。
同じ日を定点観測するならEvernoteでも一つの日ごとにノートを作ればいいけど、それだと、日ごとを俯瞰してみるのに適さない。
通常、メモの形だとX軸か、もしくはY軸の一つの軸でしか閲覧がしにくいけど、WorkFlowyの場合、タグを使うことで、どちらの軸からも情報を拾えるのがいいところ。
2015年の毎日の様子を見たければ、 @2015 のタグで抽出すれば、毎日の流れがわかる。さらにタグでより細かく抽出もできる。
また、6月9日はどんな様子だったかをみたければ、6月9日のURLを広げれば、2013年、14年、15年の6月9日の情報がわかる。「ああ、この時これが決まったんだ」とか、もう自分の人生でも忘れていることがたくさんある。
忘れているというよりも普段使わないから、頭のなかにあるタンスの奥に閉まっている情報という感じかな。
WorkFlowyは見事にその切取りにはまる感じ。
横に切り取ることもできるし、縦にも切り取ることができる。
その通常の流れとは違う方向で切り取る感覚って他にもいかせそう。
有限な選択
いわゆる「タスク管理」を含む、生活や行動に関するアウトラインをつくって、アウトライナーで整理するとき。
たとえば税金や社会保険料の支払いも、その金額の高さについて浮かんでくる愚痴も、今月のお金のやり繰りも、次の仕事の計画も、今日のおかずも、行ってみたいレストランも、夫婦ともにひと目で気に入ってしまった素敵な椅子も、同じアウトラインの中に入っていること。
先日、このエントリーをよんで、そんなアウトライナーを作れたらいいなと素直におもった。
そして、タグとURLを組み合わせることでX軸とY軸を作れるアウトライナーだからこそできることじゃないのかな。
最近、タスクをWorkFlowyに書き出している。今日やることって感じで。
1日の終りにそれを、今日の日記のところに切取り⇛貼付けをして移す。たすくまの瞬時レビューも日記にもうつして、たすくまのEvernoteのリンクも貼り付けている。
それがいい形なのかはわからないけど、そうやって1日にあったことをWorkFlowyに集める。
タスクも瞬時レビューも、感想も。。。自分の人生の『切り取った部分』が詰まっているということそこにつまっている感覚。