今回はNASについて説明したいと思います。正確性よりもわかりやすさを優先しています。
NASとは『無線(ネット)でつながっている外付けのストレージ』です。ん?『わかりやすく説明」と言っているのに早速難しい言葉が出てきました。一つ一つ言葉を説明していきますので、閉じないでくださーい。
まずはストレージの意味から説明します。。
『ストレージ』とは押入れやタンス
家でモノをしまう時に押入れやタンスを使いますよね。パソコンやスマホなどの中のデータをしまっておく場所が『ストレージ』です。
データの単位はB=バイトで表示します。MB(メガバイト)GB(ギガバイト)TB(テラバイト)と呼びます。1GB=1000MB・1TB=1000GB=1,000,000MBです。
ストレージは「ストレージ容量」・「容量」とも呼ばれます。
例えば、このiphoneは128GB分のデータが保存できることを表しています。
このMacは256GBのデータを保存できます。
このmicroSDカードは64GBのデータを保存できます。
このHDD(ハードディスク)は1TB=1000GB分のデータを保存できます。
『外付けのストレージ』はタンス
先ほどストレージは『家でモノをしまう時に使う押入れやタンス』と説明しました。では外付けのストレージとは何でしょうか?
外付けのストレージは家で言うところのタンスやラックです。外付けとは、内蔵されておらず外からつけるという意味です。押入れは最初から建物の一部としてありますが、タンスは建物の一部ではありません。
僕のMacは256GBなので、256GB以上のデータが保存できません。それ以上のデータを保存しておきたい場合、他の場所に保存する必要があります。
これは3TBのHDDがUSBを通して有線でMacBook Proにつながっています。
このように外付けのストレージを取り付けることでより多くのデータを保存することができます。
NASとは『無線(ネット)でつながっている外付けのストレージ』
ここまで外付けのストレージの説明をしてきました。それではNASとは何でしょうか?
NASとは『無線(インターネット)でつながっている外付けのストレージ』です。家の中ではWi-Fiでつながっています。
有線だとMacBookを移動させるのにいちいち取り外さないといけません。無線ならいちいち取り外す必要はありません。
有線だとスマホやタブレットに接続しにくいです。無線なのでスマホやタブレットからもデータをみることができます。デジカメで撮った写真のデータをNASに保存し、パソコンだけでなくスマホやタブレットで見るということも可能です。
無線(ネット)を通して簡単に接続しデータをみることができます。
具体的にどのNASがいいかは、「NAS(家庭用)の機種を比較する」で書いています。僕はSynology DiskStation DS218jを購入しました。