たすくまは3000円とアプリとしては結構高めです。そのため、買おうかどうか悩んでいる人もいるようなので、僕なりの考えをまとめてみました。
ツイッター(@dejidoku)、Facebookページコレイイ・家事楽フォロー大歓迎のむのんです。
たすくまはナビ
たすくまが何なのか?と考えた時、高速道路を走る時の自動車のナビをイメージするとわかりやすいです。
画像引用【ATTT13】ナビタイム、通信技術を使ったドライブソリューションを展示 – e燃費
高速道路のナビはどこに何分でつくか、到着時間は何時になるか、道は右に曲がるのか、左に曲がるのか…というのが表示されます。
そういう情報を運転手に与えることによって、運転手の「何時頃つくかな?」といった運転手の思考や判断の負担を減らす事ができます。たすくまも同じようなものです。
時間が書いてあるからといって、必ずその時間につかないといけないわけではありません。ただ、時間が書いてあることで、あとどのぐらいの時間がかかるかイメージができます。
休みを入れる必要があるかないかの判断にもなります。
先が見えない道を走るのではなく、この先が右に曲がるか左にまがるか…道がわかります。自分がこの後に、何をするかというのが表示に出てくるので、そこの判断に関してのエネルギーを使う必要がありません。
今日は20時17分現在、残りタスクが6個あります。赤ちゃんをお風呂に入れる準備をして奥さんが入れている間に僕は掃除機をかけます。
見積もり通りに終わると、21時50分には僕は寝ることができることがわかります。
これが22時を超える場合は僕はタスクを間引きます。
頭の中であれやこれや考える必要もありません。ただ、たすくまに沿ってこなしていけばいいわけです。
自動でやりたいことができるわけではない
どんなにナビがあったとしても、運転は自分でしなければいけません。同じようにたすくまがあったとしても、やるのは自分です。魔法がかかったようになんでもできるわけではありません。
むしろ、いかに自分に使える時間が少ないか知ることができます。
先週の日曜日、朝起きてたすくまを起動したら、ルーティーンだけで終了時間が15時になってました。料理や買い物、休憩を入れたら、もう1日が終わる感じでした。
「休みの日だから、あれやこれをしよう」という考えをたすくまは木っ端微塵にしてくれますwいかに自分に時間がないかを見せてくれるんです。
ただ、逆にたすくまがあったからこそ、5時間以上の家事と1時間半のブログが書けたのだと思います。これを何もなしにやっていたら、夜の洗濯の体力はなかったように思います。
※毎日記録をメールやevernoteにとばすことができる
たすくまのでできること
たすくまでは何ができるのでしょうか?
まずは、タスク、リピート、プロジェクトの基本的な3つの要素を知る必要があります。
タスク
通常のたすくまの画面ではタスクが一覧で並びます。並び替えは自由に行うことができます。
それぞれ自分で決めたセクションの時間内に終わるかどうかもひと目でわかります。
プロジェクト
タスクの要素にプロジェクトというものがあります。
僕はこのプロジェクトには「食事」や「家事」「仕事」や「睡眠」といった仕事の属性を入れています。
プロジェクトごとのある期間の時間の使い方を一覧にすることもできます。
僕は歯磨きやお風呂などの「日常」は大体一週間で8時間ほどと安定しています。食事と合わせると14時間…1日2時間ぐらいは日常生活の時間で必要なことがわかります。
(職場での昼ごはんは「日常」ではなく「仕事」でカウントしています)
リピート
例えば毎日行う「朝ごはんを食べる」や「歯を磨く」、週に2回の「ゴミ捨て準備」などはリピート設定で、自動的にその日のタスクとして表示されます。
リピートごとに、今まで何回やってきたか、平均どのぐらいかかっているか、何時に、何曜日にやることが多いかなどを見ることができます。
日頃6分で組んでいる掃除がけも平均すると4分ぐらいで終わっていることがわかります。
また、カレンダー表示でも見ることができます。
メモ・写真
ちょっと気になったことをメモしたり、写真に撮ったりすることもできます。ライフログアプリとしても使うことができます。
時間を可視化する
たすくまを使い始めて、時間の大切さを改めて感じるようになりました。それは目に見えない時間を、数字で可視化できるようになったからです。
お金は稼ぐことができますが、進んだ時間は元には戻りません。常に一方向で流れていきます。何もしなくても流れています。(たすくまを使うと、実際、「何もしない」という事自体がないこともわかります。「ぼーっとする」含め、生きている限り人は何かしらしているのです)
3000円の価値があるのか?
これは人それぞれの価値観です。ただ、アプリが無料のものが多いのに、3000円もする…という考えはあまりいいものだとは思いません。
単純に3000円で買えるものと比較したほうがいいでしょう。
僕は3000円という金額で一番浮かぶのが、飲み放題プランです。学生の頃は3000円ぐらいが一つの目安で行ってました。
2時間のワーワー騒いで終わる飲み会に比べれば、たすくまの3000円は価値があると僕は思います。
僕はたすくまのために2台持ち
そもそも僕はたすくまのために、iPodTouchを買いました。今は、iPhone6もたすくまを使用するためにAndroidと2台持ちしています。それでも、お金がもったいないとは全く思っていません。
なぜなら、有限な時間を可視化できる数少ないツールが『たすくま』だからです。
すべての人にたすくまが合うとは思いません。合わない人もいるでしょう。そして、たすくまもまだ進化の途中です。日常使いしている僕からしてもまださらに改善してほしい点はあります。
ただ、このエントリーを読んで、「気になる」人は買ってしまったほうが時間の無駄が減るとは思います。
「合わない」ことを知るのも大切
結局、こういったツールは使ってみなければわかりません。「使ってみたけど、自分には合わなかった。」それがわかるのも一つだと思います。
僕は、社会人になって仕事が増えてから7年ほど、手帳や、iPhoneが発売してからはいろいろなタスク管理アプリを試してきました。メジャーなところは一通り触ってきました。
いろんなアプリを使って自分に合わないアプリもたくさん使ってみた結果、やっとタスク管理に2DOを、そのタスクを1日の中にいれて実行するためのたすくまに出会って、やっと落ち着きました。
今では片時も欠かせないものになっています。
あとがき
僕はホント買ってよかったなと思いますし、開発してくれた人にすごく感謝しているアプリです。
是非、使ってみてください。僕のブログでもたすくまの使い方を書いていますし、NAVERのほうにもまとめさせてもらっています。