あと少しで、僕もパパになります。育児と仕事、そして家事を楽しみたい…そんな風に思っています。
マニュアルに縛られすぎない
これから親になる人には、マニュアルに縛られて頭でっかちにならないよう忠告したい。情報が多すぎると、不安も大きくなる。今の子育てマニュアルには「こうしてはいけない」という類の情報が多すぎる。それに過剰反応して、リスクヘッジしすぎる親たちが増えているように感じる
自分の感性を大事に
今は、情報が溢れている時代です。ネットにはいろんなことが書いてあり、本にもいろんな育て方が書かれています。そのどれにも、正しい答えなんて言うのはありません。
育児に「こう育てたら、こうなる」というエビデンスは多くありません。
情報を基にしながら、自分たちの感性を大事にすることが大切なんだと思います。
自分たちの責任で
僕はこれから、育児本を何冊が読みます。ただ、あくまでも、それはいろんな考え方に触れるのか目的です。その中で自分の感性にあうものはピックアップすればいいですし、できないこと、違うと思うことは「こんな考え方もあるんだ」程度に流せばいいでしょう。
ネットにも本にも答えなんてものはありません。子どもは自分たちの責任で育てるものです。
あっという間に終わる育児
「子どもはあっという間に成長するよ。その日の子どもはその瞬間しかいないから、今やってかないときっと後悔するよ!」
子どもが小学校にはいるまで6年、卒業するまで12年ですね。特に生まれてから1年もすれば立ち上がり、徐々に、自分の言葉で話すようになります。
育児なんてあっという間に終わるんですよね。期間限定なものです。そう考えると、子どもができたら優先順位も変わってくるんだろうなと思います。
仕事に全力集中するのも、ブログや趣味も子どもが大きくなってからでもできる…けど、育児はその瞬間しかできないことなんですよね。
時間を作る方法
育児に限らず「仕事が忙しくて自分のことができない」という人が、ワーク・ライフ・バランスをうまくとる極意はこの二つではないだろうか
①部下や同僚に仕事をふる勇気を持つこと
②自分がいなくても仕事は回ると悟ること
中間管理職をやっていると、「自分がいないと回らない」という気持ちで働いていました。それは、きっと、大それた風に言えば自分の存在意義を持ちたかったということの裏返しなのかもしれません。
けど、その状態ってすごく問題なんですよね。一人のスキルに依存している状態というのは会社としても決して良いことではありません。
できる人ならば、自分に何かあった時にもきちんとまわるようにして置かなければいけません。
仕事も何でもかんでも自分で抱えるのではなく、うまくふるスキルを磨くことで、自分の時間をつくることができます。
家族や子どもとの時間が欲しいのなら、「できない」と言っていても前には進みません。やれるところからやるという前向きな姿勢が大事ではないでしょうか。
夫婦
価値観は異なる
夫婦はとても近い存在だから、つい相手も自分と同じように考えているだろうと思いがちだが、そこが落とし穴だ。よく話してみて初めて、お互いの違いがわかってくる。それぞれ違う環境で育ってきたのだから、考え方も異なっていて当然だ。
ずっと一緒にいると、相手の価値観や状況にたって考えるということができなくなってしまうでしょう。育児や仕事で余裕がなくなったり疲れていたりすると、なおさらです。
優しさというのは『想像力』です。相手の状況、気持ちを想像することです。それは、お互いにです。
また、子どもへの注意も考えが異なることがあるでしょう。そういう場合は、お互いに話し合いながらすすめていくのが大切なのだと思います。
『夫婦仲良く』が一つの育児
僕ら夫婦が二人それぞれの生きざま、あるいは一緒に楽しむ姿を見せるのが子どもにとって一番いい教育なのではないかなと思う。妻にはこれからもずっといつまでも「いい女」でいてほしいし、「笑っている母親」でいてほしい。どんなときも二人で生きることを楽しんでいきたい。
例えば、母親が、父親の悪口を子どもに聞かせている…逆もしかり、それは決して子どもにとって良いことではありません。
夫婦二人が互いを想いやり、尊敬し、尊重しあい、笑いあっている。
そういう夫婦でいるだけで、子どもにとっては、プラスになるんじゃないかなと思います。
オーディオブックもあります!妊娠中の奥さんと一緒に横になりながら聞くのもいいものです。
- パパの極意―仕事も育児も楽し..
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