2018年にMacBook Airが大きくアップデートされました。そのMacBook Air 2018(MRE82J/A)を購入したのでレビューします。
僕が感じたポイントはこの3つです。
- 意外とパワーがある
- コンパクト
- バタフライキーボード…僕は苦手
バタフライキーボードにさえ慣れれば比較的値段が安くていいと思います。
MacBookシリーズについては『MacBookの選び方!MacBook・MacBook Air・MacBook Pro比較!』にて比較をしています。
想像以上にパワフル
予想外だったのが、数GBの動画ファイルを再生してもファンが回ることなく、遅くなる感じもなく観れた事です。
MacBook Pro(2015)だったら結構ファンが回ってうるさかったり、反応が悪くなる事がある動作でもMacBook Air(2018)では問題なくできました。
動画編集などパワーを必要とする作業には向かないでしょうが、一般的な作業なら問題なくできますね。
また、スピーカーはキーボードの両側についています。音も思ったよりもよかったです。
コンパクト
これまでサブ機として使っていたMacBook Pro13インチ(2015)でした。それに比べると非常にコンパクトです。
外観はMacBook 12インチにそっくりです。MacBook12インチを13インチに拡大した感じです。
サイドのベゼルは8mm・上のベゼルは15mmぐらいでした。MacBook Pro(2015)は1cmぐらいならベゼルは結構小さくなっています。
ケースをつけた重さは1,454gです。もともと使っていたMacBook Pro(2015)よりも軽いです。
第3世代バタフライキーボードは打ちやすくなっているが…
2016年以降に発売されたMacBookシリーズはすべてバタフライキーボードというものを搭載しています。バタフライキーボードというのはストローク(キーの高さ)がほとんどないタイプのキーボードです。ストロークがないですが、機械的に打鍵感を感じられるように作られています。
MacBook Air(2018)には最新の第3世代バタフライキーボードが搭載されています。
第1世代はかなり打ちにくかったですが、第2世代、第3世代と徐々に良くなっています。音が静かになったとは言われていますが、けっこうします。「パタパタ」と音がする感じで、決して静かではありません。
以前に比べて、だいぶ良くなってきていますが、旧型MacBook Air・MacBook Proのキーボードの方が好きです。
広くなったトラックパッド
トラックパッドが広くなりました。はじめはちょっと手のひらが当たって上手く打てませんでしたが、すぐ慣れました。
これは広い方がいいですね。
Thunderbolt3が2つ
MacBook Air(2018)はThunderbolt3が2つです。
MacBook12インチのはUSB Type-Cが1つだけですが、やはり2つは必要ですね。ただ、正直なところUSB3.0も欲しいと思いました。
コネクタがないとUSBメモリすら接続できません。いちいち変換コネクタを使うのはスマートではないですよね。
指紋認証はあまり使わない
Apple Watchを持っていなかったらあると便利ですが、Apple Watchでログインパスワード入力しなくても解除できるので、指紋認証は別になくてもいいなと思いました。
お風呂上がりなどApple Watchをつけてない時などは便利ですが、あまり必須という感じではありません。オプションでいいからその分値段を安くしてほしいと思いました。
空きストレージは103GB
アプリなど何もダウンロードしない状態での空きストレージは103GBでした。何もダウンロードしないと18GBしかOSに使っていないんですね。
意外と余裕があります。これまで256GBは必須だと思っていましたが、容量の大きなファイルを本体に入れない場合は128GBでいいと思います。
容量の大きいファイルを使う場合でも、NASを一緒に使い、MacBookの中に常に置いておく必要がないなら128GBでいいですね。Time Machineも無線でできますし。
悪くないけど、、、、
Macはライブ変換などMacのソフト部分は好きなので使っていますが、最近のMacBookはひどいなと思いますね。バタフライキーボードとThunderbolt3しかないのは、ほとんどのユーザーを置いてけぼりに感じます。
旧型MacBook Airに1つThunderbolt3を入れて、あとはRetinaディスプレイにしてCPUを最新のを積んで全体的にスタイリッシュにしてくれれば十分だったんですけどね。
値段が安いので128GBでもいい人は一つの選択肢としてありでしょう。ただ、消去法による選択だなと思ってしまいます。
去年発売したMac miniのような形(拡張端子がUSB Type-Cが増える、CPUが大幅にアップ)での進化で十分だったんですけど、ちょっと残念ですね。
普段使っているキーボードがApple Wireless Keyboardで旧型のMacBook Airに近いストロークが少しあるキーボードです。普通のキーボードをメインで使って併用でのバタフライキーボードはちょっと肩こりや頭が重くなる感じです。使うときはバタフライキーボードのみにしないと体が慣れそうにありません。
Thunderbolt3を使う人にはこういったUSBハブとしても使える外付けディスプレイがおすすめです。
家では広い画面で作業ができ、一緒に充電・USB3.0も利用できます。
MacBook Air・MacBook Pro13インチを比較
旧型MacBook Airはこちらでレビューをしています。
最後に旧型MacBook Air・MacBook Proの13インチとサイズ・重さ・値段を比較してみます。
旧型MacBook Airに比べて幅が2cmほど減りました。サイズとしてはMacBook Pro13インチと横と縦が同じです。
大きさ・重さ | MacBook Air (2018) |
MacBook Air (2017) |
MacBook Pro (TouchBarなし) |
MacBook |
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画面の大きさ | 13.3インチ | 12インチ | ||
大きさ | 高さ;1.56 cm 幅;30.41 cm 奥行き;21.24 cm |
高さ;0.3〜1.7cm 幅;32.5cm 奥行き;22.7cm |
高さ;1.49 cm 幅;30.41 cm 奥行き;21.24 cm |
高さ;1.31 cm 幅;28.05 cm 奥行き;19.65 cm |
重さ | 1,250g | 1,350g | 1,370g | 920g |
Thunderbolt3 (拡張端子) |
2 | USB3.0×2 Thunderbolt2×1 SDカードスロット Magsafe2 |
2 | 1 |
Touch ID | ○ | × | × | × |
バッテリー駆動時間 | 12時間 | 12時間 | 10時間 | 10時間 |
カラー | シルバー スペースグレイ ゴールド |
シルバー | シルバー・スペースグレイ | シルバー スペースグレイ ゴールド |
128GB値段 | ¥134,800 | ¥98,800 | ¥142,800 | – |
256GB値段 | ¥156,800 | – | ¥164,800 | ¥142,800 |
購入リンク
MacBook Air(2018)の型番別の購入リンクをまとめてみます。
MacBook Air(2018) | スペースグレイ | シルバー | ゴールド |
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128GB | Amazon ノジマオンライン 楽天 Yahoo!ショッピング |
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256GB | Amazon ノジマオンライン 楽天 Yahoo!ショッピング |
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