去年はZenFone2を買って、コスパの高さに驚かされました。
2万円で購入出来るZenFone Goを購入してみました。入門機としては悪くはないんですが…っていう感じです。
簡単評価
ZenFoneGoの簡単評価です。詳細スペックについては下記でまとめています。
項目 | ZenFoneGo |
---|---|
画質 | △ |
さくさく度 | △ |
バッテリー持ち | ○ |
見た目 | ○ |
持ちやすさ | ◎ |
機能 | ○ |
コスパ | ○ |
画質△
画質は決していい方ではありません。ただ、特に画質の良さを求めなければ、問題なく利用はできます。
Kindleを読んでも、目が疲れるといったことはあまり感じませんでした。
さくさく度△
あまり早い操作をしようとすると誤タップが起こります。Twitterなどで何度か、思いがけなくサイトを開いてしまいました。
値段相応といったところでしょうか。
バッテリー○
画質が低く、それほどスペックも高くない分、バッテリー持ちは高くなっています。使用法にもよりますが、ハードに使っても一日は余裕でもつ感じですね。
僕の使い方だと二日程度は充電しなくても持ちました。
見た目○
ブルーを購入しましたが、非常に発色が良くてかっこ良いです。形はZenFone2シリーズと背面が湾曲している形となっています。
表
裏
上部に電源のオンオフボタンとイヤホンジャックが、下部にmicroUSBをつなぐところがスピーカーと音量ボタンは裏にあります。
傷つきやすいのか、僕は一日で背面に少し傷がついてしまいました。ケースはあったほうがいいと思います。
持ちやすさ◎
背面が湾曲されているため、手に馴染みます。ZenFone2に比べても持ちやすく感じます。実際10gほど軽いですね。
画面ダブルタップすると画面をつけることができるので、片手で画面起動も無理なく行えます。
機能○
いろいろな設定が可能ですね。起動時、画面にアルファベットを書くことで、アプリの起動だったり、簡単モード、キッズモードということもあります。
次回のエントリーでまとめてみたいと思います。
→ZenFoneGoでキッズモードなどいろいろ設定方法まとめ
コスパ○
税込みでも2万円であることを考えるとコスパは低くありません。ただ、長く使うならもう少し出してミドルクラスのものを選んだ方がいいと思います。
SIMの設定方法
SIM
左下の爪の部分からカバーを取ります。
microSIMとmicroSDが挿入できる場所があります。
楽天モバイルのSIMを挿入したところ、特に何も設定することなく使用することができました。
メジャーどころのMVNOなら、特に設定は不要で使用できますね。
楽天モバイルの料金体系
データSIM | 通話SIM | ||
---|---|---|---|
SMSなし | SMSあり | ||
ベーシック | 525円 | 645円 | 1,250円 |
3.1GBパック | 900円 | 1,020円 | 1,600円 |
5GBパック | 1,450円 | 1,570円 | 2,150円 |
10GBパック | 2,260円 | 2,380円 | 2,960円 |
僕が使用している楽天モバイルの料金体系です。
MVNO会社の通信速度テストではFreetelについで2位でした。
SDカード
ZenFoneGoはSDカードが使えます。僕が使っているのはTranscendのmicroSDカードです。
スペック詳細
ZenFoneGoとZenFoneMax、GR5、BLADE580のスペック比較表です。
スペック比較表
モデル | ZenFone Go | ZenFone Max | GR5 | BLADE V580 |
---|---|---|---|---|
メーカー | ASUS | ASUS | Huawei | ZTE |
製品 | ZB551KL | ZC550KL | KII-L22 | ー |
発売日 | 2016年3月 | 2016年3月 | 2016年2月 | 2016年4月 |
OS | Android 5.1 | Android5.0.2 | Android5.1 | Android5.1 |
CPU | 1.4GHz | 1.2GHz | 1.5GHz・1.2GHz | 1.5GHz・1.3GHz |
クロック数 | Snapdragon 400 | Qualcomm410 | Snapdragon616 | MediaTek MT6753 |
コア数 | 4コア | 4コア | 8コア | 8コア |
RAM(メモリ) | 2 GB | 2 GB | 2 GB | 2GB |
ディスプレイ | 1280×720 | 1280×720 | 1920 × 1080 | 1920 × 1080 |
大きさ | 5.5 インチ | 5.5 インチ | 5.5 インチ | 5.5 インチ |
画素密度 | 267ppi | 267ppi | 403ppi | 403ppi |
ストレージ | 16 GB | 16 GB | 16 GB | 16 GB |
アウトカメラ | 800万画素 | 1300万画素 | 1300万画素 | 1300万画素 |
F値 | F値2.2 | F値2.2 | F値2.0 | F値2.2 |
インカメラ | 500万画素 | 500万画素 | 500万画素 | 500万画素 |
バッテリー | 3010 mAh | 5000mAh | 3000mAh | 3,000mAh |
重量 | 160 g | 202g | 158g | 165g |
横 | 76.9 mm | 77.5mm | 76.3mm | 77.2mm |
縦 | 151 mm | 156mm | 151.3mm | 155.3mm |
厚さ | 10.7 mm | 10.55mm | 8.15mm | 8.6mm |
外部メモリ | 最大64GB | 最大32GB | 最大128GB | 最大32GB |
Wi-Fi ac対応 | × | × | × | × |
指紋認証 | × | × | 背面 | 背面 |
カラー | ブルー・ブラック ホワイト |
ブラック・ホワイト | シルバー・ゴールド・ グレイ |
シルバー・グレー |
ベンチマーク
Antutuベンチマーク
24172でした。4年前のgalaxyS3と同程度のスペックです。
Geekbench3
シングルスコアが385、マルチスコアが1291でした。
個人的にはAntutuベンチマークは3万点を越えるとそれなりに使えるという感じですね。
総評
ASUSの端末らしくダブルタップで起動、キッズモードなど色々な設定もできる点はいいですが、タップの反応や動きは気になりました。
さくさく心地よく使えるレベルではありません。
2〜3年持つことを考えるなら、もう1万円出して、ZenFone2の下位モデルなどの方がいいと感じました。