先日、先送りを防ぐ方法として行うタイミングを変えるというエントリーを書きました。
では、それでもどうしても、その都度先送りしてしまうものにはどうしたらいいか考えてみます。
実行ではなく計画のタスクを
先日、とある資料をつくるという仕事がきました。ちょっと時間がかかりそうな仕事です。
僕が行ったのは、そのタスクについて『考える・調べる・分解するタスク』を作りました。
その資料を作りはじめるのではなく、どういう風に作ればいいかのイメージをふくらませたり、そのために必要なこと、調べる方法などを考える時間を最初に取りました。
『資料を1時間つくる』といった漠然で時間がかかるタスクよりも、より具体的で短い時間で終わるタスクのほうが精神的に向き合いやすくなりますし、スムーズに取りかかれます。
取り組みのハードルを下げる
一度取り組み始めると、どんどんやる気がでてくるということもあります。
計画のタスクというのも、そのハードルを下げるための一つです。
あえて5分だけそのことについて考え書いてみる時間をつくってみてもいいですね。とりあえず、取り組んでみることが大切です。
飛行機が飛ぶところをイメージしてみましょう。滑走路をある程度走しらないと飛行機は飛んでいきません。逆にいえば、滑走路を走れれば、気がつくと飛んでいる、ということでもあります。 準備と実行もこの関係に似ています。いきなり実行しよう(飛ぼう)としても無理なのです。 しかし、きちんと準備ができる(滑走路を走る)と自然と実行できるものなのです。
書くことは考える事
アウトライナーのWorkflowyはこういった分解やものごとを考えることにも適しています。
もちろん、紙ベースでもいいですし、他のツールでもいいです。
とにかく、頭の中で考えるのではなく、書き出しながら考えることが大切です。
書くことは考える事、考える事は書くことです。
タスク名を変える
タスク管理アプリを使っていて、もし、なかなか取りかかれないタスクがある場合は、タスクの名前を変えてみるのも一つでしょう
タスク管理アプリを使っている方はタスク名も『資料作成について考える』よりも、『資料作成についてWorkflowyに書き出す』の方がより実行力があがるかもしれません。
『考える』というよりも、『書き出す』の方がより具体的な行動です。具体的な方がより実行にうつりやすくなります。
あとがき
あとは、1日に落としこむということですね。1日は24時間しかありませんから、その管理にベストなのはタスクシュートだなと思います。
今日の5・7・5 書きながら 人は自然と 考える