iphone Xを発売日に購入し、使ってみました。iphone Xの目玉の機能であるFace IDについてレビューしてみます。
Face IDとは
iphone Xから導入された認証システムです。前面に配置された特殊なインカメラにより、より精密な顔認証を行うことができます。iphone Xから指紋認証(TouchID)がなくなりFace IDのみになりました。
Face IDによる解除の流れ
Face IDによるロック解除を行うためには下記のような流れで行う必要があります。
- 画面のスリープを解除して画面を表示させる
- 視線をiphoneに向けることでロックが外れる
- ディスプレイ下部から上にスワイプする
地味にめんどくさいのが最後のディスプレイ下部から上にスワイプです。Face IDでそのままロック解除→画面表示をしてくれればいいのにいちいち画面スワイプを行う必要があります。
Face IDによる認証ができなかった場合パスコード入力画面が表示されます。
ちなみに画面のスリープ解除の方法は3つあります。
- 画面のディスプレイをタップ
- 電源ボタンを押してディスプレイを表示
- 傾けてスリープを解除
スリープしている画面をタップすることでスリープ解除ができるようになったのはiphone Xからですね。
Face IDが可能
メガネを外した顔はOK
僕はメガネをかけてFace IDに登録しましたが、メガネを外した顔でもきちんと認証されました。
帽子はOK
帽子を被ってやってみましたが問題なくできました。
できたりできなかったり
暗闇では△
真暗で明かりがないところで行なったところFace IDはできませんでした。少し光があればFace IDはできました。
寝ながらは△
寝ながら枕に顔を埋めた状態ではFace IDができたりできなかったりです。安定してはできませんでした。
ダメ
置いた状態で斜めからはダメ
iphone Xを置いた状態で斜めからみてもロックは解除されません。上のような角度からではロックは解除されません。iphone Xを立てるか、顔を覗きこむようにするかしなければいけません。Qi充電対応なので机の上ではスタンド式の充電台にのせて使用するのがいいですね。スタンドにのって角度がついていれば問題なく認証できました。
マスクはダメ
マスクをかけてだとロックは解除されませんでした。風邪やインフルエンザ、花粉症などでマスクをする機会が多いので困りますね。
認証が悪くなるからといった理由でインフルエンザの人がマスクをせずに感染拡大…なんてことにならなければいいですが。
横からはダメ
iphoneと顔を正面に向けなければできません。指紋認証のように横からロックを外すということはできません。
いい点
指紋認証よりも使い勝手がいいと思う場面は、手袋を使っている状況でも使用できる、手が濡れていても認証できるという点ですね。
台所などで水作業をして手が濡れていたり、汗をすごく書いている時などは指紋認証の反応はイマイチですからね。
そういった点では使いやすいかなと思います。
認証スピードも早くはない
iphone7以降搭載された第2世代のTouchIDはめちゃくちゃ認証が早いですが、Face IDはそこまでのスピードはありません。だいたい2秒弱かかります。TouchIDはほんと触れて一瞬でしたが、Face IDは今のところ工数が3つあるのでスピーディにできるという印象はありません。
さらに認証精度も状況によって安定しません。。
6桁のパスコードがめんどくさい
iphoneでは、認証に失敗した場合、パスコードが6桁の数字を打たなければいけません。Androidでは認証できなかった場合パターンなどで認証を解除する方法があるのですが、iphoneではそれができません。
これが結構手間なんですよね。
あとがき
一番最初なのでこんなもんでしょうか。ここから徐々に改善していくのでしょうかね。Face IDについては高額な試作機って感じがします。