先月からバレットジャーナルを始めて1ヶ月経ちました。僕のバレットジャーナルの運用方法とScrapboxやたすくまなどとの連携方法を紹介します。
バレットジャーナルって何?
バレットジャーナルとは箇条書きと記号を活用してタスクやスケジュール、メモなどを管理できる手帳のことです。バレットというのは箇条書きの先頭につける「・」(Bullet Point)です。
これまでiphoneが登場してからデジタルだけでタスク管理をしてきた僕ですが、ここにきてアナログの手帳を始めました。数日で使うのやめるかとも思ったんですが、1ヶ月使い続けることができました。
僕の運用方法を紹介します。
なぜアナログなのか?
僕の職場だと自分のスマホを使うことを就業規則で禁止されています。また、スマホをいじっていると、周りから見るとサボっているように見えてしまうので印象もよくありません。
職場で使っているパソコンは誰か特定の人のものではなくみんな共有のものです。ネットに接続されておらず、クラウド環境を使ったタスク管理ができません。Windowsのメモ帳やパソコンを持ち込んでタスク管理を行おうとしましたが、それもうまくいきませんでした。
今年はじめに『「やること地獄」を終わらせるタスク管理「超」入門』を読んでからは、A4の紙を折りそこにタスクを書いて完了したら線を引くという超シンプルなアナログの方法を1ヶ月ぐらいやっていました。職業柄、タスク管理の必要ないルーチンワークが多いので、紙に書いているだけでもなんとかなったんです。
ただ、人に任せたつもりだったタスクが実行されていないで僕も忘れてしまうということがありました。
そんなタイミングでバレットジャーナルの公式本が発売され、話題になったので本を読んでみました。ちょうど今の自分の環境で使えそうと思いアナログ手帳を導入しました。
アナログ手帳のいいところ
この1ヶ月アナログの手帳を使ってみて、デジタルよりもいいと思ったところは2点あります。
- 書くまでのスピードが早い
- 見返しのが簡単
書くまでのスピードが早い
スマホの場合、「スマホを認証して開く→アプリを開く→(アプリによってはもう一手間)→スワイプで入力」といくつかの手数を踏まないといけませんが、手帳だと「手帳を開く→ペンで書く」とすぐに書くことができます。
ペンをしおりにしているので、デイリーページを開いてすぐに開いて書くことができます。フリック入力があまり好きじゃないというのもありますね。使っている手帳とペンは『僕が選んだバレットジャーナルの手帳はCa.Crea』でまとめました。
ちなみに僕が好きな入力方法はキーボード入力(ライブ変換)>キーボード入力(他)>手書き>フリック入力です。ただキーボードはキーボードと画面が必要なのでいつでもどこでもすぐにできるものではありません。手書きの方がフリック入力より好きということもありますね。
見返すのが簡単
アナログの手帳は見返すのが簡単です。入力と読むことが同時にできます。
一覧性が高く、見返すのが簡単です。ページをめくるという行為はデジタルよりアナログの方が優れていますよね。
どうもデジタルで残したメモを見返すのが苦手でしたが、手帳だとサクッと見返すことができています。
悪いところ
検索ができない
何と言ってもアナログの手帳なのでデジタルと違って検索ができません。ですので残したいと思ったものはScrapboxに写します。
Scrapboxはその項目のノートに書くのが基本ですね。自分の健康のことだったら自分の健康のノートに。サービスやガジェットのことならそれぞれのノートに感想を書くといった感じです。
僕のバレットジャーナルの運用方法
僕がバレットジャーナルで主に使っているのはデイリーページとマンスリーページです。
デイリーページ
デイリーページにはその日の思ったことやタスクを書き込んでいます。
その書き込んだ内容を後で見返してあるべきところに移動させています。デイリーが入り口となりそれをScrapboxやTodoist、たすくま、マンスリーページに書いています。
『・』を打ってから思ったことを書きます。書いているうちにこれがタスクだと思ったら『・』を『□』にします。タスクを完了したら『□』の中を赤色で塗りつぶします。
そのタスクをたすくまに入力したら□の中に赤ペンで『た』をTodoistに入力したら赤ペンで『T』と書きます。マンスリーページに移動させたら『M』です。それぞれのタスクが完了したら、赤ペンで塗りつぶします。
タスク以外も考えたことや、家族の健康の状態なども記録しています。家族の場合は○の中にカタカナでイニシャルを入れてその人の状態や思ったことなどを書いています。
「○こちょこちょが大好き」とか「○猫ちゃんが好き。欲しいと言った」などメモを残しておきます。一日の終わりに見返して必要に応じてWorkFlowyの日記に残しておきます。
マンスリーページ
プライベートのタスクはTodoist・たすくまに入れていますが、仕事のことはマンスリーページに入れています。マンスリーページは左側に日付の書いた紙を貼り、右側にデイリーのタスクを転記しています。自分の抱えているタスクが一目で見てわかります。
まとめ
バレットジャーナルが入り口隣、仕事のタスクはマンスリーページに、プライベートのタスクはたすくま(Todoist)メモはScrapbox、1日の最後に見返して日記としてWorkFlowyに残しています。
バレットジャーナルをはじめて頭に浮かんだ思考をつかみとることができていると実感しています。
関連
『僕が選んだバレットジャーナルの手帳はCa.Crea』で僕の使っている手帳やペンについてまとめました。
バレットジャーナルを導入するにあたり参考にした本です。