シゴタノさんに、一流の人は仕事中に眠くなったらどうするのか?を読んで、『〆切』についてエントリーを投稿させていただきました。
編集後記にも書いていますが、この文章を書きながら、夢って動かない岩のようなものだと思いました。
動かないという思い込み
何か新しいことに挑戦するというのは、大きな岩を前に進めるようなものだと思いました。
大きな岩はうごくわけがないと思い込んでいると、まともに押すことができません。人は怠惰なので、無意味な行動には、パワーは消費しないようにとブレーキがかかります。それも無意識のうちにブレーキがかかるのです。
「この岩は動くわけがない」と思い込んでいる間は、決してそこに『本気』で取り組むことができません。
実際、僕自身、電子書籍を出版したいという夢はありましたが、それこそ「実現するわけがない」と思い、本気でその夢を前にすすめようと力を入れたことはありませんでした。
佐々木正悟さんに、電子書籍出版についてのお話しを頂いて、やっと現実に『できること』として認識し、取り組みました。
いつまでにどこまで動かすか決める
動くはずがないと思っていた大きな岩を、自分の力で前に動かすことができることを知りました。
だからといって、簡単には前には進んではくれません。
そこで〆切日を決めることでパワーをもらいます。「いつまでにどこまで動かす」ということを約束することで、怠けずに前にすすめることができるのです。
長いプロジェクトの場合は、最初からゴールではなく、何個か通過地点を作り、それぞれに締切日を設ける方がいいです。
ただでさえ動かすのが大変な大きな岩なのに、ゴールがあまりに遠いとやる気がなくなってしまいます。
佐々木さんからも最初からゴールの〆切日を言われたわけではありません。2つの〆切があってゴールになりました。
ゴールまでの通過点を作ることで、そこをひとつの目標地点として息切れをすることなく、岩を運ぶことができたので
まとめ
挑戦したい夢があるならば、まずは「自分にそれができる」と思いこむことが大切です。できないと思ってることは、できるわけがありません。
例えば、サラリーマンで電子書籍の出版をするということなら、他のサラリーマンをしながら出版した人をまず確かめることです。実際にやってきた人を見て「できない」から「できる」に切り替えるのが最初です。
次は、〆切を決めます。いつまでにどこまでやるかを決めましょう。
一番最初の〆切は、『◯月◯日までに全体の計画をたてる』ということでもいいと思います。
計画を立てたら、あとは実行していきます。僕が、電子書籍を出すためにあれこれした工夫はこちらでまとめています。
何かの時間が増えるということは、その分、何かの時間を減らさないといけません。僕はブログを書く時間を減らしました。(中略)
書きたいという気持ちがあるからといって、「たすくまにゅある作成」というタスクは簡単にはできませんでした。
書こうと思うにも気が重いのです。一度、書き始めれば、書けるのですが、最初の一歩がどうしても重くてなかなか始められません。
40分やろうとした場合は、見積時間を15分と25分にわけて、まずは、少し書ければいいというつもりで始めてみます。そうすると、比較的、書き始めやすかったです。
あとがき
思ってみれば、シゴタノさんへのエントリーも〆切日と約束があるから、毎週、書けているのだと思います。
〆切と約束があるから、毎日頭のどこかで「次は何について書こうか」と考えている自分がいます。
たすくまの電子書籍を書きました。